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天然ゴムとは?

てんねんごむ

天然ゴムとは、ゴムノキの樹液から採取されるポリイソプレンを主成分とする弾性材料です。

天然ゴム(natural rubber)は、主に熱帯地方で栽培されるパラゴムノキHevea brasiliensis)の樹皮に傷をつけて採取される白色の乳液(ラテックス)を原料とするゴムです。その主成分はシス-1,4-ポリイソプレンで、数万〜数百万の分子量を持つ長鎖高分子です。

採取されたラテックスは酸によって凝固・乾燥させてシート状のゴムとして出荷されます。そのままでは熱に弱く永久変形しやすいため、硫黄を加えて加熱する加硫処理を施すことで、弾性・耐久性・耐熱性が大幅に向上します。この加硫技術はチャールズ・グッドイヤーによって発見されました。

天然ゴムの特性として、優れた弾性・引張強度・耐衝撃性・低ヒステリシス損失が挙げられます。主な用途は以下のとおりです。

  • タイヤ(特に大型・航空機用)
  • 医療用手袋・コンドーム
  • 防振ゴム・ゴムベルト
  • 接着剤・シーラント

近年は環境意識の高まりとともに再生可能資源としての価値が見直されています。一方、合成ゴムとの競合や産地の気候変動リスクも課題となっています。

使い方・例文

自動車のタイヤに天然ゴムが使われるのは、優れた弾性と耐衝撃性が求められるためで、特に航空機用タイヤでは高い比率で使用されます。

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