本文へスキップ

弾性とは?

だんせい

弾性とは、外力によって変形した物体が力を取り除くともとの形に戻ろうとする性質のことです。

弾性(だんせい)とは、物体に外力を加えたときに生じる変形が、力を取り除くと完全に元の状態に回復する性質を指します。英語では「elasticity」と表記します。

物体に力を加えると原子分子間の結合が歪み、その歪みを元に戻そうとする「復元力」が生まれます。この力が支配的な範囲(弾性域)では変形と力が比例関係になり、これをフックの法則といいます(ばねの伸びが力に比例する現象がその代表例)。

一方、力が大きすぎると弾性域を超えて塑性変形(永久変形)が起き、力を取り除いても形が戻らなくなります。弾性から塑性に変わる境界を「弾性限界」または「降伏点」と呼びます。

弾性の高い素材の例としてはゴム・バネ鋼・炭素繊維強化プラスチックなどが挙げられます。建築・機械・スポーツ用品・医療器具など、あらゆる工業分野で素材の弾性特性を活用した設計が行われています。また、経済学では「需要の価格弾性」のように「反応の敏感さ」を比喩的に表す言葉としても使われます。

使い方・例文

ゴムボールを床に投げると跳ね返るのは弾性によるものであり、物理の授業でバネを使った実験もこの性質を学ぶためのものです。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語