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合成ゴムとは?

ごうせいごむ

合成ゴムとは天然ゴムの代替として石油由来の原料から化学的に合成した高分子弾性体の総称で、耐油性・耐熱性・耐候性など用途に合わせた特性を持つ多様な種類があります。

合成ゴムとは、石油化学製品を原料として化学合成されたゴム状弾性体(エラストマー)の総称です。天然ゴムがゴムの木から採取される天然高分子であるのに対し、合成ゴムは人工的に設計・製造されるため、目的に応じた特性を付与しやすい点が大きな特徴です。

主な合成ゴムの種類と特性は以下の通りです。

  • SBR(スチレン・ブタジエンゴム) — 最も生産量が多く、タイヤ・靴底などに使用
  • NBR(ニトリルゴム) — 耐油性に優れ、オイルシールやホースに用いられる
  • EPDM(エチレン・プロピレン・ジエンゴム) — 耐候性・耐オゾン性が高く、屋外用シールや自動車の窓枠ゴムに使用
  • CR(クロロプレンゴム) — 難燃性と耐候性を持ち、ウェットスーツや工業用ベルトに利用
  • シリコーンゴム — 耐熱性・電気絶縁性が高く、医療機器や電子部品に採用

合成ゴムは第二次世界大戦中に天然ゴムの供給が途絶えたことを契機に大規模な工業生産が始まり、現在では世界のゴム消費量の過半数を合成ゴムが占めています。自動車産業をはじめ、建設・医療・電気・航空など幅広い分野で不可欠な素材となっています。

環境面では石油系原料を使うため、バイオマス由来の合成ゴムや廃棄物の再利用技術の開発が進んでいます。

使い方・例文

「タイヤのトレッドにはSBRを中心とした合成ゴムが使われており、ウェット路面でのグリップ性能や耐摩耗性が天然ゴム単体より向上している」という形で説明されます。

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