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ミケーネ遺跡とは?

みけーね いせき

ミケーネ遺跡とは、ギリシャペロポネソス半島に位置する紀元前2千年紀に栄えたミケーネ文明の中心都市の遺跡で、「アガメムノンの黄金のマスク」や獅子の門で世界的に有名な世界遺産です。

ミケーネ遺跡(Mycenae)は、ギリシャペロポネソス半島北東部のアルゴリス地方に位置する青銅器時代の都市遺跡です。紀元前16世紀から紀元前12世紀にかけてエーゲ海世界に君臨したミケーネ文明(後期ヘラス文明)の中心地であり、ホメロスの叙事詩『イリアス』でトロイア戦争を率いた王アガメムノンの都として語られる伝説の地でもあります。

丘の頂部に築かれた城塞都市(アクロポリス)の遺構が現存しており、最も有名なのは巨大な三角形の石板に二頭の獅子(またはライオン)のレリーフが刻まれた「獅子の門」です。紀元前13世紀頃に建設されたこの門は、ギリシャ最古の記念碑的彫刻とされています。城壁は「キュクロプスの城壁」と呼ばれる巨石積みで、後代のギリシャ人には「人間の手では作れない」と思われるほどの規模です。

19世紀にドイツの考古学者ハインリヒ・シュリーマンが発掘を行い、墓穴(シャフト墓)から黄金の仮面・剣・装飾品など大量の財宝を発見しました。シュリーマンはこの黄金のマスクを「アガメムノンのマスク」と命名しましたが、実際の年代は伝説のアガメムノンより古いとされています。

ミケーネとティリンスは1999年にユネスコ世界遺産に登録されており、西洋古代史・考古学の研究において欠かせない重要遺跡です。

使い方・例文

ギリシャ旅行の定番コースとして「アテネからの日帰りツアー」に組み込まれることが多く、歴史や神話ファンに特に人気の観光スポットです。

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