青銅器時代とは?
せいどうきじだい
青銅器時代とは、人類が青銅で道具や武器を作るようになった時代で、石器時代と鉄器時代の間に位置します。
青銅器時代とは、人類の技術・文化発展の段階を示す区分のひとつで、銅とスズを合金した「青銅(せいどう)」を用いて道具・武器・装飾品などを製作した時代を指します。石器時代(旧石器・新石器)の後、鉄器時代の前に位置します。
青銅は銅単体に比べて硬く、融点も低いため加工しやすいという利点があります。最初期の青銅利用は西アジア・メソポタミアや中国で確認されており、その後ヨーロッパ・南アジア・東アジアへと技術が広がりました。地域によって始まりと終わりの時期は大きく異なり、西アジアでは紀元前3000年頃から、日本列島では弥生時代中期(紀元前後)頃に青銅器が登場したとされています。
この時代の特徴として、農業の発展・都市国家の成立・交易ネットワークの拡大が挙げられます。青銅製の武器(剣・矛)や農工具は生産力と軍事力を飛躍的に高め、文明の形成を加速しました。エジプト文明・メソポタミア文明・インダス文明・中国の殷(商)王朝などはいずれも青銅器時代の文明です。
日本では銅鐸(どうたく)や銅鏡が祭祀具として用いられたことが知られており、中国大陸・朝鮮半島からの技術伝来が考古学的に示されています。
使い方・例文
博物館の展示で「青銅器時代」のコーナーを訪れると、銅剣や銅鏡など当時の文化を伝える遺物を間近に見ることができます。
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