青銅とは?
せいどう
青銅とは、銅を主成分としてスズを加えた合金で、純銅より硬く鋳造しやすい特性から、古代文明の道具や武器に広く使われました。
青銅(せいどう、英語:Bronze)は、銅(Cu)を主成分とし、スズ(Sn)を数〜十数パーセント程度加えた合金です。スズの配合比によって硬さや融点が変化し、一般的にスズ含有量が増えるほど硬度が上がりますが、もろくなる傾向もあります。
青銅の最大の特徴は純銅と比べて融点が低く、溶かして型に流し込む鋳造がしやすい点です。また、純銅より硬いため、石器に代わる実用的な金属として人類史上きわめて重要な役割を果たしました。この金属が主要な道具・武器素材となった時代を「青銅器時代」と呼びます。
青銅が使われた主な用途は次のとおりです。
- 剣・矛・盾などの武器・防具
- 鎌・斧などの農工具
- 鐘・銅鼓などの楽器・祭器
- 鏡・装飾品
- 銅像・仏像などの彫刻
日本では弥生時代に大陸から伝わり、銅鐸(どうたく)や銅剣などが製作されました。現代でも美術鋳造・船舶部品・ベアリング・硬貨などに利用されており、身近な素材として生活に根付いています。名称の「青」は、表面に生じる緑青(ろくしょう)という酸化被膜の色に由来するとされています。
使い方・例文
博物館の弥生時代の展示では銅鐸など青銅製品が多く展示されており、彫刻の素材として「青銅像」という言葉も日常的に使われます。
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