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マイクロ波焼灼療法とは?

まいくろはしょうしゃくりょうほう

マイクロ波焼灼療法(MWA)とは、電子レンジと同じ原理のマイクロ波を腫瘍組織に照射して熱で壊死させる低侵襲がん治療法です。

マイクロ波焼灼療法(Microwave Ablation、MWA)は、細い専用アンテナ(プローブ)を経皮的または腹腔鏡下に腫瘍の中心部へ刺入し、2.45GHz前後のマイクロ波エネルギーを照射することで局所に高熱(60〜100℃以上)を発生させ、腫瘍組織を熱凝固壊死させる治療法です。

マイクロ波のエネルギーは水分子を振動させて発熱させるため、血流による熱の持ち逃げ(ヒートシンク効果)を比較的受けにくく、血管近傍の腫瘍でも安定した焼灼範囲を確保できるのが特長です。同様の焼灼療法であるラジオ波焼灼療法(RFA)と比較して、短時間でより広い焼灼域を作れるとされています。

適応となる主な疾患と部位は次のとおりです。

  • 肝細胞がん・肝転移(手術困難例や再発例)
  • 肺の悪性腫瘍(手術リスクが高い場合)
  • 腎臓・副腎の腫瘍
  • 甲状腺・骨転移の疼痛緩和

処置は超音波・CT・MRIなどの画像ガイド下で行われ、多くの場合は局所麻酔または鎮静下の短時間処置で完結します。手術と比べて身体的負担が少なく、入院期間が短縮できる反面、腫瘍サイズや位置によっては適応外となることもあります。

使い方・例文

「肝臓に3センチ以下の肝細胞がんが見つかり、手術リスクを考慮してマイクロ波焼灼療法で焼き切る方針となった」という文脈で用いられます。

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