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麻酔とは?

ますい

麻酔とは、薬物によって痛みや感覚を一時的に失わせる医療処置で、手術検査が苦痛なく行えるようにするためのものです。

麻酔(ますい)は、薬物の作用によって神経興奮や伝達を遮断し、痛みや感覚・意識を一時的になくす医療技術です。古代から様々な鎮痛植物が用いられてきましたが、近代的な麻酔は19世紀中頃にエーテルやクロロホルムが使われたことで飛躍的に発展しました。

麻酔は作用範囲方法によって主に以下のように分類されます。

  • 全身麻酔:吸入麻酔薬や静脈麻酔薬で意識・痛覚・筋緊張をすべて消失させる。人工呼吸管理が必要。
  • 脊椎麻酔(腰椎麻酔):腰のくも膜下腔に薬を注入し、下半身の感覚を遮断する。帝王切開などで使用。
  • 硬膜外麻酔:硬膜外腔にカテーテルを留置し持続的に麻酔薬を投与。無痛分娩や術後鎮痛に用いられる。
  • 局所麻酔:患部周囲に薬を注射してその部分だけ感覚を遮断。歯科治療や皮膚処置などで一般的。

麻酔を安全に管理するのは麻酔科医の役割で、患者の年齢・体重・基礎疾患・アレルギーなどを考慮して薬剤や用量を決定します。術中は血圧・心拍・呼吸・酸素飽和度を常時モニタリングし、異変に即座に対応します。

副作用としては吐き気・頭痛・血圧低下などが起こることがあります。まれにアレルギー反応や悪性高熱症(全身麻酔の重篤な合併症)が生じる場合もあり、専門的な対応体制が必要です。

使い方・例文

親知らずの抜歯では歯茎に局所麻酔を注射することで手術中の痛みをほぼ感じないようにし、処置後に麻酔が切れると徐々に感覚が戻ります。

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