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マイクロバーストとは?

まいくろばーすと

マイクロバーストとは、積乱雲の下部から突然発生する強烈な下降気流で、航空機の離着陸時に深刻な危険をもたらす気象現象です。

マイクロバースト(microburst)とは、積乱雲入道雲・雷雲)から発生する非常に強烈で局地的な下降気流のことです。上空から地面に向かって猛烈な勢いで吹き下ろした風が地表に衝突し、水平方向に放射状に広がる「ダウンバースト」の一種で、水平方向の広がりが4キロメートル以内のものをマイクロバーストと定義します。

マイクロバーストの最大の危険性は、航空機の離着陸に対する致命的な影響です。航空機がマイクロバーストに遭遇した場合、まず正面から強い向かい風を受けて揚力が急増したように感じますが、その直後に猛烈な下降気流に押し下げられ、さらに今度は強い追い風に変わるため揚力が急減します。この一連の変化は「ウィンドシア(wind shear)」と呼ばれ、短時間で発生するため対応が極めて困難です。

マイクロバーストの特徴は以下の通りです。

  • 持続時間が短い:数分から15分程度で消滅する
  • 発生の予測が難しい:ドップラーレーダーでの観測技術が発達するまで対策が困難だった
  • 地上の被害:竜巻のような局所的な被害を周囲に与えることがある
  • ドライ型とウェット型:雨を伴うウェット型と降水なしのドライ型がある

1980年代に複数の航空機事故をきっかけにマイクロバーストの危険性が広く認識されるようになり、現在では主要空港にドップラーレーダーを設置し、パイロット訓練でも対処手順が徹底されています。

使い方・例文

夏の雷雨の日に空港付近で発生したマイクロバーストにより、着陸直前の航空機が大きく揺れて着陸をやり直す状況でよく報道される気象用語です。

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