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ダウンバーストとは?

だうんばーすと

ダウンバーストとは、積乱雲から地表に向けて吹き降ろす強烈な下降気流とその水平方向への突風のことです。

ダウンバーストとは、積乱雲の内部で発生した強い下降気流が地表面に達した後、周囲に向かって爆発的に広がる現象を指します。アメリカ気象学者テオドール・フジタ博士が1970年代に命名・体系化した概念で、航空機事故の原因としても重要視されています。

発生メカニズムは次のとおりです。積乱雲の中で大粒の雨粒や霰が落下する際、周囲の乾いた空気を引き込み蒸発冷却が起こります。冷やされた空気は密度が大きくなって急速に落下し、地表付近で四方へ広がる強風となります。

規模によって二種類に分類されます。

  • マクロバースト:影響範囲が水平距離4キロメートル以上、持続時間は5〜20分程度。
  • マイクロバースト:影響範囲が4キロメートル未満、持続時間は数分以下。局地的に非常に強い風が生じる。

航空機が着陸進入中にダウンバーストに遭遇すると、急激なウインドシアーによって揚力が失われ、墜落事故につながる危険があります。現代の空港では気象ドップラーレーダーや低層ウインドシアー警報システムを用いてダウンバーストを検知し、航空機に警告を発しています。

使い方・例文

夏の夕立時、積乱雲の真下で突然風向きが変わり、砂埃とともに強烈な突風が吹くことがありますが、これはダウンバーストの典型的な現象です。特に飛行機の離着陸時には重大な危険をもたらすため、パイロットへの警戒情報が即座に発令されます。

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