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ドップラーレーダーとは?

どっぷらーれーだー

ドップラーレーダーとは、電波の周波数変化(ドップラー効果)を利用して、大気中の雨粒や風の動きを測定する気象観測装置です。

ドップラーレーダーとは、ドップラー効果(音や電波が発生源との相対速度によって周波数が変化する現象)を応用した気象観測機器です。電波を大気中に向けて発射し、雨粒や雪・氷晶などの降水粒子に反射して戻ってくる電波の周波数のずれを解析することで、降水域の位置・強度に加えて、大気の「動き(風速・風向)」まで三次元的に把握することができます。

従来の気象レーダーが降水の有無や強さしか把握できなかったのに対し、ドップラーレーダーは風の流れを直接観測できる点が革新的です。これにより、竜巻・突風・豪雨をもたらす積乱雲内部の回転流(メソサイクロン)を早期に検出し、危険な気象現象の前兆を捉えることが可能になりました。

主な活用場面は以下のとおりです。

  • 気象庁や地方自治体の防災気象情報の発表
  • 航空気象:空港周辺の低層ウインドシアや乱気流の検出
  • 竜巻・ダウンバーストの早期警戒
  • 集中豪雨・線状降水帯の監視

日本の気象庁はXバンドMPレーダーなど高精度なドップラーレーダーネットワークを全国に整備しており、数分おきに更新される雨量・風速データが防災に役立てられています。スポーツ中継での球速表示や交通取締りの速度測定にも同じ原理が使われています。

使い方・例文

台風や集中豪雨の際に気象情報番組で表示される「風速・降水強度の分布図」はドップラーレーダーのデータを可視化したもので、どのエリアで激しい上昇気流が起きているかを色分けで示しています。

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