入道雲とは?
にゅうどうぐも
入道雲とは、夏の晴れた日に空高く垂直に発達するもくもくとした雲のことで、積乱雲の通称です。
入道雲とは、積乱雲(せきらんうん)の別名で、夏の強い日差しによって地面が温められ、上昇気流が生じることで形成されます。垂直方向に大きく発達し、雲の頂部が高高度に達することが特徴です。その形が僧侶の「入道」(坊主頭の大きな体格をした人物)に似ていることから、この呼び名がつきました。
入道雲が発生するしくみは以下の通りです。
- 強い日射で地面が温められ、暖かく湿った空気が上昇する
- 上昇した空気が冷えて水蒸気が凝結し、雲粒ができる
- さらに上昇気流が続くと雲が垂直に発達し、積乱雲となる
- 雲の頂部が対流圏界面に達すると、横に広がって「かなとこ雲」の形になる
入道雲が発達すると、激しい雨(夕立)・雷・突風・ひょうなどをもたらすことがあります。夏の午後に急速に発達しやすく、天気が短時間で急変するサインとなります。
入道雲は夏の風物詩として俳句や詩歌にも多く詠まれており、季語としても用いられます。見た目の壮大さから親しまれる一方、気象学的には激しい悪天候の前兆として注意が必要な雲です。
使い方・例文
夏休みのプール帰り、西の空に大きな入道雲が見えたので、夕立が来る前に家に帰ることにした。
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