霧雨とは?
きりさめ
霧雨とは、霧のように細かい水滴が非常にゆっくりと降り注ぐ雨のことで、傘を差してもあまり役に立たないほど微細な雨です。
霧雨(きりさめ)とは、直径が非常に小さな水滴(一般に0.5mm以下)が空気中を漂うように降る雨のことです。気象学では霧雨(drizzle)として区分されており、普通の雨(rain)と霧(fog)の中間的な現象といえます。
霧雨の特徴は以下のとおりです。
- 水滴が極めて細かく、ほぼ水平に漂うように落ちてくる。
- 降水強度(単位時間に降る水の量)が非常に小さい。
- 傘を差しても袖や顔が濡れやすく、気づかないうちに全体がしっとり湿る。
- 視程が悪化することがある。
霧雨は層状の低い雲(層雲・層積雲)から降ることが多く、暖かい季節よりも春・秋・梅雨時期に多く見られます。山間部や海岸近くなど、霧が発生しやすい地域では特に頻繁に経験されます。
気象観測においては、雨量計でほとんど記録されないほど微量の降水として扱われ、「0.0mm」や「痕跡(trace)」と記録されることもあります。日本の文学や俳句では霧雨は情緒豊かな表現として多用されており、しっとりとした風情を感じさせる言葉です。
使い方・例文
梅雨時の朝、傘を持ち出すか迷うほどの細かい霧雨が降る日には、少し歩いただけで服全体がじわりと湿ってしまうことがあります。
この用語をシェア
最終更新: