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上昇気流とは?

じょうしょうきりゅう

上昇気流とは、大気が地面から上空へ向かって流れる気流のことで、雲の発生積乱雲の発達に深く関わる自然現象です。

上昇気流(じょうしょうきりゅう)とは、空気の塊が下から上へ垂直方向に移動する大気の流れのことです。英語では「updraft(アップドラフト)」または「ascending air current」と呼ばれます。気象学において、雲の生成・降雨・雷雨など多くの天気現象の根幹をなすプロセスです。

上昇気流が発生する主な原因には次のものがあります。

  • 熱対流:地表が太陽熱で温まり、暖かい空気が浮力で上昇する
  • 地形性:山岳などの障害物に風がぶつかり強制的に押し上げられる
  • 前線:暖気団と寒気団がぶつかる前線付近での空気の押し上げ
  • 低気圧収束:低気圧の中心に向かう気流が集まって上昇する

上昇する空気は高度とともに気圧が下がり断熱膨張で冷却されます。やがて水蒸気が凝結して雲が生まれ、さらに上昇が続くと積乱雲(入道雲)が発達し、雷雨や豪雨をもたらします。一方、航空機やグライダー・猛禽類などの鳥は上昇気流を利用してエンジンや羽ばたきなしに高度を上げることが知られています。気象予報においても上昇気流の強さは大雨・雷の発生予測に欠かせない指標です。

使い方・例文

夏の晴れた日の午後、地面が強く熱せられると活発な上昇気流が生じ、積乱雲が急速に発達して夕立や雷雨を引き起こすことがよくあります。

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