ブロックゲージとは?
ぶろっくげーじ
ブロックゲージとは、精密な長さの基準として使われる金属製の直方体状の測定器具です。
ブロックゲージ(ゲージブロック、スリップゲージとも)とは、精密に仕上げられた鋼製または超硬合金製の直方体状の測定器具で、長さの現示標準器として使われます。19世紀末にスウェーデンの技術者カール・エドワード・ヨハンソンが考案したことから「ヨハンソンゲージ」とも呼ばれます。
特徴的な性質として、平面が非常に高精度に仕上げられているため、二つのブロックを密着させると分子間力(ファンデルワールス力)で引き合い、ずれにくくなります。この現象を「リンギング(密着)」と呼び、複数のブロックを組み合わせて任意の寸法を作り出すことができます。
主な用途は以下のとおりです。
- 各種測定器(マイクロメーター・ダイヤルゲージ)の校正・点検
- 工作機械の芯出しや位置決めの基準
- 精密部品の寸法検査における比較測定
精度等級はJIS規格でK・0・1・2級などに分類されており、上位等級ほど誤差が小さく、国家計量標準にトレーサブルな形で管理されます。精密機械工場や計量室では欠かせない標準器です。
使い方・例文
工場の品質管理部門でマイクロメーターのゼロ点調整を行うとき、または精密部品の厚さを比較測定するときに取り出される場面で登場します。
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