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フローストーンとは?

ふろーすとーん

フローストーンとは、洞窟内で水が岩壁や洞窟床を薄く流れることで炭酸カルシウムが堆積し、板状や層状に広がった洞窟生成物のことです。

フローストーン(Flowstone)は、洞窟地形における二次生成物(スペレオテム)の一種で、洞窟内の壁面・床・傾斜面に沿って水が薄く広がりながら流れる際、水中の炭酸カルシウムが析出・堆積してできる地質構造体です。

形成のしくみは以下のとおりです。

  • 石灰岩地帯では、雨水や地下水が岩石を溶かしながら浸透し、炭酸カルシウムを多く含んだ水が洞窟内に流れ込む
  • 洞窟内では二酸化炭素の分圧が下がるため、水中の炭酸カルシウムが結晶として析出する
  • これが面的に積み重なり、板状・層状のフローストーンが形成される

色は白・乳白色・褐色・橙色など様々で、不純物の種類や量によって異なります。表面はつるつるとした光沢を持つものから、波紋状や凹凸のある質感のものまで多様です。有名な鍾乳洞では、石筍や鍾乳石と並んで観光の見どころとなっています。また、フローストーンには過去の降水量や気候変動の記録が年輪状の層として保存されており、古気候研究の重要なサンプルとしても活用されています。

使い方・例文

秋芳洞などの鍾乳洞を歩くと、床や壁面に広がる白い板状の岩がフローストーンで、その規模の大きさに驚かされます。

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