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石柱とは?

せきちゅう

石柱とは、洞窟内でつらら石(鍾乳石)と石筍が成長して結合した、天井から床まで続く柱状の石灰岩の地形です。

石柱(せきちゅう)は、洞窟地形の一種で、天井から垂れ下がる鍾乳石つらら石)と床から伸び上がる石筍(せきじゅん)が長い年月をかけ成長し、ついに結合してできた柱状の構造物です。

形成のしくみは次のとおりです。石灰岩地帯では、雨水や地下水が炭酸カルシウムを溶かしながら洞窟内に滴り落ちます。水が蒸発したり二酸化炭素を放出したりすると、溶けていた炭酸カルシウムが再び結晶化します。天井に付着したものが少しずつ下方へ成長すると鍾乳石、床に堆積したものが上方へ成長すると石筍となります。両者がそれぞれ伸び続けてつながると石柱が誕生します。

成長速度は環境によって異なりますが、一般に1年間で数百マイクロメートルから数ミリメートル程度であり、巨大な石柱が形成されるには数万年から数十万年もの時間がかかります。色は白・クリーム色が多く、鉄分や有機物が混入すると茶色や黄色を帯びます。

石柱は自然の神秘を象徴する景観として、日本各地の鍾乳洞(秋芳洞・龍河洞・龍泉洞など)や世界の有名洞窟で観光資源となっています。地質学的には地球の過去の気候変動を記録する「タイムカプセル」としても研究されています。

使い方・例文

「鍾乳洞の奥へ進むと、天井と床がつながってできた高さ5メートルの石柱が姿を現した」のように、洞窟探検や地形観察の場面で用いられます。

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