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地底湖とは?

ちていこ

地底湖とは、洞窟や地下空間の中に形成された湖のことで、地下水低地に溜まることで生まれ、独自の生態系を持つことがあります。

地底湖とは、地下の洞窟や岩盤の空洞に形成された湖や水たまりの総称です。主に石灰岩地帯で発達するカルスト地形において、地下水が浸透・集積することで形成されます。

地底湖の形成メカニズムは大きく次のように分けられます。

  • カルスト型:石灰岩が地下水に溶かされてできた空洞に水が溜まったもの。もっとも一般的な形成パターン
  • 溶岩洞型:火山活動による溶岩洞に地下水が入り込んだもの
  • 断層型:地殻の断層や亀裂に沿って地下水が集積したもの

地底湖の環境は外部とほぼ隔絶されているため、独自の生態系が育まれます。光合成ができないため植物は存在せず、有機物は地上から洞窟内に持ち込まれた落ち葉や死骸、あるいは地下水が運ぶ有機物が食物連鎖の基盤となります。視覚が退化した魚・甲殻類・昆虫など、洞窟固有種が多く生息します。

世界的に有名な地底湖としては、メキシコのユカタン半島に広がる「セノーテ」系統の地底湖群や、スロベニアのポストイナ洞窟の地底湖などがあります。日本でも沖縄の玉泉洞などに地底湖が形成されており、観光スポットとなっています。

使い方・例文

洞窟観光や地理の授業で「玉泉洞の地底湖は年間を通じて水温が安定しており、透明度が高いことで知られる」のように紹介されます。

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