フェロカクタスとは?
ふぇろかくたす
フェロカクタスとは、北米の乾燥地帯に自生する大型のたる形サボテンの属で、強い棘と丸みを帯びた形状が特徴的な植物です。
フェロカクタス(Ferocactus)は、サボテン科に属する属の一つで、主にメキシコ北部から米国南西部(アリゾナ・カリフォルニア・テキサス州など)の砂漠・半砂漠地帯に分布しています。属名はラテン語の「ferus(野生の・猛々しい)」と「cactus(サボテン)」を組み合わせたもので、強靭で長い棘を持つ外見を表しています。
形態上の大きな特徴は、球形から円柱形の太い茎にあります。成熟した個体は高さ1〜3メートルに達するものもあり、長く湾曲した棘が放射状に密生します。棘は時に釣り針状に曲がり、動物や人が触れると容易に絡みつく構造になっています。
生態的な特徴として以下が挙げられます。
- 雨季に大量の水を内部に蓄え、乾季を乗り切る多肉組織を持つ
- 開花期には頂部に鮮やかな黄・橙・赤などの花を咲かせる
- 砂漠のリスや鳥類が巣を作る場所として利用されることがある
- 先住民が果実・種子・茎内部の水を食料・水源として利用してきた歴史がある
観賞用としても人気が高く、フェロカクタス・ウィスリゼニーやフェロカクタス・グラウケスケンスなど多くの種が栽培されています。乾燥に強く管理が比較的容易なため、サボテン愛好家や多肉植物コレクターに広く親しまれています。
使い方・例文
多肉植物の展示会や砂漠植物の解説で「フェロカクタスはたる形サボテンの代表格で、その力強い棘が名前の由来です」のように紹介されます。
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