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サボテン科とは?

さぼてんか

サボテン科とは、双子葉植物に属する植物の科で、ほぼ全種が南北アメリカ大陸原産の多肉植物からなり、刺座という特有の器官を持つことで知られます。

サボテン科(Cactaceae)は、被子植物双子葉植物)の中のナデシコ目に分類される科で、約180属・2000種以上が含まれる大きなグループです。ほぼすべての種が南北アメリカ大陸(新大陸)に自生しており、アフリカに自生するリプサリス属の一部のみが例外的に旧大陸に分布します。

サボテン科の植物を他の科と区別する最大の特徴は「刺座(アレオーレ)」と呼ばれる綿毛状の器官を持つことです。刺・花・子株がすべてここから生じます。加えて、茎が肥大して光合成・水分貯蔵を行い、多くの種では葉が刺に退化しています。

生態的にはCAM型光合成を行い、夜間に気孔を開いて二酸化炭素を取り込み、昼間は気孔を閉じて水分蒸散を最小限に抑えます。これにより砂漠や乾燥地帯など厳しい環境に適応しています。

主な分類グループには以下があります。

  • ウチワサボテン亜科(オプンティア属など):扁平な節を持つ
  • 柱サボテン亜科(セレウス属など):柱状に成長する
  • 球サボテン亜科(マミラリア属・エキノプシス属など):球形が多い

園芸・観賞用として世界中で栽培されるほか、メキシコなどでは食用(ウチワサボテンの実「トゥナ」)や民間薬としても利用されてきた文化的にも重要な植物群です。

使い方・例文

植物図鑑や園芸店のラベルで「サボテン科○○属」と記載されており、品種の分類や育て方を調べる際に科名の確認が基本となります。

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