ナデシコとは?
なでしこ
ナデシコとは、ナデシコ科に属する多年草の植物で、日本では古来より「大和撫子」として女性の清楚な美しさの象徴とされてきた花です。
ナデシコ(撫子)は、ナデシコ科ナデシコ属(Dianthus)の植物の総称で、世界に約300種が分布しています。日本在来種のカワラナデシコ(Dianthus superbus var. longicalycinus)は「大和撫子」として知られ、万葉集にも詠まれた由緒ある花です。
カワラナデシコは夏から秋にかけて淡いピンク色の花を咲かせ、花弁の先端が細かく裂けた特徴的な形をしています。草丈は30〜80センチ程度で、河原や草原など日当たりの良い場所に自生します。秋の七草のひとつとして数えられており、日本の風情を代表する植物として古くから愛でられてきました。
ナデシコの主な種類は以下のとおりです。
- カワラナデシコ:日本在来の野生種、大和撫子の代名詞
- セキチク(石竹):中国原産で江戸時代から栽培される園芸種
- ダイアンサス:西洋系の園芸品種の総称で花色・草丈のバリエーションが豊富
- カーネーション:ナデシコ属の代表的な切り花で母の日の贈り物として有名
「大和撫子」という言葉は、日本女性の内に秘めた気品や凛とした美しさを表す比喩表現として現代でも用いられます。また女子サッカー日本代表の愛称「なでしこジャパン」にもその名が使われており、日本を象徴する花として親しまれています。
使い方・例文
秋の七草のひとつとして、カワラナデシコは万葉の時代から歌人に詠まれてきました。また「大和撫子のような人」という表現で、日本女性の清楚で芯のある美しさを表すときに今も使われます。
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