在来種とは?
ざいらいしゅ
在来種とは、人間が持ち込んだわけではなく、ある地域にもともと自然に生息・生育している生物のことです。
在来種とは、特定の地域に昔から自然に存在し、その土地の生態系の中で長い時間をかけて定着・適応してきた生物のことを指します。外来種(人間の活動によって他の地域から持ち込まれた生物)の対義語として使われることが多い言葉です。
在来種は長い進化の歴史の中でその地域の気候・土壌・ほかの生き物との関係に適応しており、地域の生態系を支える根幹的な存在です。例えば日本固有の在来種としては、ニホンリス・ニホンザル・ニホンイノシシ・ヤマネなどの動物、コシヒカリの原種となった日本の野生イネ、サクラやウメなどの植物が挙げられます。
在来種が重要視される理由は次のとおりです。
- 食物連鎖・受粉・種の散布など生態系の機能を維持している
- その地域の自然環境の健全さを示す指標になる
- 農業・水産業において地域に適した品種として活用される
- 固有の遺伝子資源として将来の品種改良に貢献する
外来種の侵入によって在来種が減少・絶滅することは、生態系全体のバランスを壊す深刻な問題として世界的に注目されています。
使い方・例文
オオクチバスなどの外来魚が増えると、在来種の魚が食べられてしまい、湖や川の生態系が変わってしまう。
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