サボテンとは?
さぼてん
サボテンとは、乾燥した環境に適応した多肉植物で、とげを持ち水を茎に蓄える独特の形態が特徴です。
サボテン(仙人掌)はサボテン科(Cactaceae)に属する植物の総称で、大半がアメリカ大陸の乾燥地帯を原産地とします。世界に約2000種以上が知られており、砂漠・草原・高山など過酷な環境に適応しています。
サボテンの最大の特徴は乾燥への適応です。
- 葉が退化してとげ(刺)に変化し、蒸散による水分損失を最小化している
- 茎が肥大して水と栄養を蓄える貯水組織となっている
- 表面がロウ状のクチクラ層で覆われ、水分の蒸発を防ぐ
- 夜間に二酸化炭素を取り込むCAM型光合成を行い、日中の気孔開放を避ける
とげは本来葉が変化したもので、外敵から身を守るだけでなく、朝露を集めて根元へ滴らせる働きも持つ種があります。花は美しく大型のものが多く、夜に開花する種や短命で数日しか咲かない種もあります。
サボテンは観葉植物として世界中で人気があり、管理が容易で初心者にも育てやすいとされています。また、メキシコなどではウチワサボテンの実(ウチワの実)や茎が食材として利用されており、食文化にも深く関わっています。日本では乾燥に強いため室内のインテリアとして広く親しまれています。
使い方・例文
砂漠旅行を描いた映画では、主人公がサボテンの茎を切って水分を補給する場面が登場することがありますが、実際には毒性を持つ種も多いため注意が必要です。
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