テフロカクタスとは?
てふろかくたす
テフロカクタスとは、南米アンデス高地を原産とするサボテン科の属で、独特な球形や円筒形の節を連ねた姿が特徴的な小型サボテンです。
テフロカクタス(Tephrocactus)は、アルゼンチン・ボリビア・ペルーなどの南米アンデス山脈高地に自生するサボテン科の属です。かつてはオプンティア属(ウチワサボテン属)に含められていましたが、現在は独立した属として扱われています。
最大の形態的特徴は、球形や卵形をした短い節(関節)が連なって株全体を形成する点です。この節は簡単にばらけるため、動物や風によって節ごと運ばれる「分離繁殖」が自然界での主な増殖手段となっています。
刺は種によって大きく異なり、細くて柔らかいものから、扁平で幅広く紙のような形状の刺(いわゆる「ペーパースパイン」)を持つものまでさまざまです。特に扁平刺を持つ種はコレクターに人気が高く、希少種として高値で取引されることもあります。
主な特徴をまとめると以下の通りです。
- 関節状の節が連なる独特の形態
- 高山・乾燥地帯への高い適応力
- 多様な刺の形状(細刺・扁平刺・紙刺など)
- 花は白や黄色が多く、短期間で開花
- 節が自然に取れて繁殖する
栽培には水はけのよい砂質土と十分な日光が必要で、過湿には弱いため水やりは控えめにします。愛好家の間では独特の形状が珍重され、サボテンコレクションの中でも個性的な存在として位置づけられています。
使い方・例文
アンデス高山植物を紹介する植物図鑑や多肉植物・サボテン専門店のラベルで「テフロカクタス」という名称が登場し、扁平な特殊刺を持つ種がコレクターに注目されます。
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