ピッチベンドとは?
ぴっち べんど
ピッチベンドとは、演奏中に音程を連続的に上下させる奏法や、それを操作するシンセサイザー・MIDIの機能です。
ピッチベンド(Pitch Bend)とは、音程(ピッチ)を半音単位以下で連続的に変化させる演奏技法、およびそれを実現するための電子楽器やMIDIの機能です。ギターのチョーキング(弦を押し上げて音程を変化させる技法)をキーボードで再現するために考案されたものです。
シンセサイザーやMIDIキーボードでは、鍵盤の左側に設置されたピッチベンドホイール(またはジョイスティック)を操作することでピッチを変化させます。ホイールを上に倒すと音程が上がり(ベンドアップ)、下に倒すと下がり(ベンドダウン)、離すと中央に戻ります。
ピッチベンドの変化幅(センシティビティ)はMIDIパラメーター(RPN)で設定でき、一般的には±2半音または±12半音(1オクターブ)が多用されます。
主な活用場面は以下のとおりです。
- ギターのチョーキングやビブラートを鍵盤で表現する
- スライドギターやスチールギターのグリッサンドを模倣する
- シンセリードで感情表現を豊かにする
- エレクトロニック・ミュージックでドロップやフィルイン前の演出効果
DAWで記録されたピッチベンドデータはピアノロール上でグラフとして表示・編集でき、細かい表情付けにも利用されます。
使い方・例文
ギターソロのような歌い回しをシンセで表現したいとき、ピッチベンドホイールをゆっくり上に倒しながら音を伸ばすと、チョーキングに近いニュアンスが生まれる。
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