ピッチとは?
ぴっち
クライミングにおけるピッチとは、ビレイ(確保)地点から次のビレイ地点までの一区間のことで、ルートの長さや難易度を示す単位としても使われます。
クライミング用語としてのピッチとは、ロープを使ったルートを登る際に、ひとつのビレイ地点から次のビレイ地点までの一区間を指します。ロープの長さ(通常50〜60m)が一区間の上限となるため、長大な岩壁や山岳ルートは複数のピッチに分けて登られます。
ルートの全体像を表す際には「〇ピッチのルート」という言い方が使われ、たとえば「5ピッチのマルチピッチルート」とあれば、ビレイ点を5回設けて登る比較的長いルートだとわかります。
ピッチを構成する主な要素は以下のとおりです。
- スタートのビレイ地点:前のクライマーが待機し、後続を確保する場所
- 中間支点(プロテクション):途中で設置する安全のための支点
- 終了点(ピッチトップ):次のビレイ地点となる場所
一般的なシングルピッチのゲレンデ(岩場)では1ピッチで完結しますが、本格的なアルパインクライミングや大岩壁では数十ピッチに及ぶ場合もあります。リードクライマーとビレイヤーが交互にリードすることを「ピッチを交代する(ブロックを組む)」とも言います。
使い方・例文
「このルートは全部で3ピッチ、合計約150mの登攀だ」のように使います。初めてマルチピッチに挑戦するクライマーが、ルートガイドでピッチ数とグレードを確認する場面がよく見られます。
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