クラックとは?
くらっく
クラックとは、岩壁に入った縦・横・斜めの割れ目のことで、クライミングでは指・手・足を差し込んで登る重要なルートになります。
クラック(crack)は、岩盤に生じた線状の割れ目・亀裂を指す用語です。地質学的には岩石の冷却・圧力・侵食などによって形成されますが、クライミングの文脈では、クライマーが手足を差し込んで登攀に利用する岩の割れ目を特に指します。
クラッククライミングはフリークライミングの重要なジャンルで、ホールドがほとんどない垂直な岩壁でも、クラックの幅と形状を利用してさまざまな技術で登ることができます。幅によって技術と名称が異なります。
- フィンガークラック:指1〜2本が入る幅。指を挿入してひねる「フィンガーロック」を使用。
- ハンドクラック:手全体が入る幅。手のひらを広げてロックする「ハンドジャム」が基本技術。
- フィストクラック:拳が入る幅。握りこぶしを差し込む「フィストジャム」を使用。
- オフウィズス・チムニー:上半身が入る幅〜全身が入る幅。全身を使って登る。
クラッククライミングでは、岩への摩擦と筋力だけで体を支えるジャミング技術が核心となり、習得には専用のトレーニングが必要です。ヨセミテ渓谷などのクラック聖地では、ピュアなクラックルートが多くのクライマーを魅了し続けています。
使い方・例文
「この壁はホールドが少ないが、右側に走る縦クラックをハンドジャムで登るルートがある」というように、登攀ルートの特徴を説明する場面で使われます。
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