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ライとは?

らい

ライとは、中東・北アフリカを起源とする大衆音楽ジャンルで、アルジェリアで発展し世界的に知られるようになりました。

ライ(Raï)は、アルジェリア中心に北アフリカで生まれた大衆音楽ジャンルです。アラビア語で「意見」や「見解」を意味する「ライ(رأي)」が語源とされ、社会的なメッセージや本音を歌うスタイルが特徴です。

もともとはアルジェリア西部のオラン地方に伝わる民謡や吟遊詩人の歌を起源とし、20世紀初頭から中頃にかけて都市の労働者層や移民の間で広まりました。恋愛・酒・自由・社会批判など、イスラム社会では直接語りにくいテーマを率直に扱う歌詞が特徴で、そのため宗教的・保守的な立場から批判されることもありました。

音楽的には伝統的なアラブ音楽の旋律やリズムに、フランスのポップス・アフリカのリズム・電子楽器などを融合させた独自のサウンドを持ちます。主な特徴は次の通りです。

  • 電気ギター・シンセサイザーと伝統打楽器の組み合わせ
  • アラビア語(アルジェリア方言)によるダイレクトな歌詞
  • 躍動感のあるリズムと即興的な演奏スタイル

1980〜90年代にハレド(Khaled)やシェブ・マミ(Cheb Mami)らが国際的な成功を収め、世界音楽(ワールドミュージック)として欧米でも注目されました。ライはアルジェリアの国民的な音楽文化として、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。

使い方・例文

「アルジェリア出身のシンガーが歌うライの曲は、独特のリズムとアラビア語の歌詞が融合した独自のサウンドが魅力だ」のような場面で登場します。

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