リードとは?
りーど
リードとは、木管楽器の音を生み出す振動板のことで、葦(アシ)などの植物素材や合成素材で作られた薄い板状のパーツです。
リード(reed)は、クラリネット・サクソフォン・オーボエ・ファゴットなどの木管楽器において、息を吹き込むことで振動して音を生み出す薄い板状の部品です。語源は英語の「reed(葦)」で、伝統的に葦(ケーンとも呼ばれる)の茎から削り出して作られてきました。
リードは取り付け方によって大きく2種類に分類されます。
- シングルリード:1枚のリードをマウスピースのテーブルに固定し、リードとマウスピースの間の隙間で振動させる。クラリネット・サクソフォンに使用。
- ダブルリード:2枚のリードを向かい合わせに束ね、その間に息を吹き込んで振動させる。オーボエ・ファゴットに使用。音程の調整がより精密に行える。
リードの品質・硬さ(強度)・状態は楽器の音色や演奏のしやすさに大きく影響します。市販のリードには硬さを示す番号(1〜5など)が設定されており、初心者は柔らかめ・上級者は硬めを好む傾向があります。ケーン製リードは天然素材のため個体差が大きく、演奏家は複数枚を管理して状態の良いものを使用します。近年は品質が安定したプラスチック(合成)リードも普及しています。
なお「リード」は文脈によって「先導する」「導く」などの意味でも使われますが、音楽の文脈では主にこの振動板を指します。
使い方・例文
サクソフォン奏者はリードを演奏前に水や唾液で湿らせて適度に軟らかくしてからマウスピースに装着し、音の響きや息の入り具合を確認してから本番に臨みます。
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