オーボエとは?
おーぼえ
オーボエとは、木製の管に二枚のリードを重ねて吹く木管楽器で、オーケストラで独特の澄んだ音色を持つ楽器です。
オーボエ(oboe)は、木管楽器の一種で、ダブルリード(二枚のリードを重ねて振動させる)方式を用いる管楽器です。その名称はフランス語の「hautbois(オートボワ)=高い木」に由来し、英語を経由して「オーボエ」と定着しました。
楽器の構造は、主にグラナディラ(アフリカ産の硬木)で作られた円錐形の管に、金属製のキーが多数取り付けられています。演奏者はリードを唇で挟み、息の圧力と口の形(アンブシュア)を精密にコントロールすることで音を出します。この奏法の習得には長い年月が必要で、高難度の楽器として知られています。
音域はおよそ2オクターブ半で、鼻にかかったような独特の甘い音色が特徴です。オーケストラでは非常に重要な役割を担い、演奏前のチューニング(音合わせ)の基準音を出すのもオーボエの役目です。これはオーボエの音程が気温や湿度に左右されにくく安定しているためです。
代表的なレパートリーにはモーツァルトやリヒャルト・シュトラウスのオーボエ協奏曲、バッハのカンタータなどがあります。また、同じダブルリード系の楽器にはファゴット(バスーン)やイングリッシュホルン(コーラングレ)があります。
使い方・例文
オーケストラのコンサートが始まる前、舞台上でオーボエが「ラ」の音を鳴らし、他の楽器奏者がそれに合わせてチューニングする光景が見られます。
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