オーバーハングとは?
おーばーはんぐ
オーバーハングとは、岩壁や建物などが垂直面より外側に張り出した状態のことで、クライミングでは90度以上の角度を持つ逆傾斜の壁を指します。
オーバーハング(overhang)は、地面や垂直面から外向きに突き出した張り出し構造を指す言葉です。建築・地形・クライミングなど幅広い分野で使用されますが、クライミングにおいては垂直(90度)を超えて斜め上方に傾斜した壁面を特に指します。
クライミングにおけるオーバーハングの特徴は次の通りです。
- 重力に逆らって体を維持するため、腕・体幹の筋力消耗が大きい
- 足が壁から離れやすく、フットワーク技術と体幹の安定が重要
- ルーフ(水平またはそれ以上の張り出し)は最も難しいオーバーハングの一形態
- インドアジムでは角度調整可能な壁として再現され、トレーニングに活用
オーバーハングをこなすためには、ホールドを引きつける引き付け力(プルスルー)・体を壁に密着させるフラッギング・足のスメアリングや突っ張りなど複合技術が必要です。グレード(難易度)が高い課題にはオーバーハング壁が多く設定される傾向があります。
地形的なオーバーハングは自然の岩壁でも多く見られ、雨宿りや野営の場所として古来から利用されてきた岩陰(ロックシェルター)もこの一種です。
使い方・例文
「ボルダリングジムのオーバーハングゾーンは傾斜が強く、初心者にはホールドを持ち続けるだけでも難しい」というように使われます。
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