ピエトレンとは?
ぴえとれん
ピエトレンとは、ベルギー原産の豚品種で、筋肉量が非常に多くハムやロース肉の歩留まりに優れた産肉特化型の品種です。
ピエトレンは、ベルギーのブラバント州ピエトレン村を原産とする豚の品種です。白地に黒・灰色のまだら(ブチ)模様が特徴的な外見を持ち、体型は非常に筋肉質で丸みを帯びた臀部(お尻)が大きく発達しているのが一目でわかります。
ピエトレンの最大の特徴は、その産肉性の高さです。筋肉(赤身)の割合が極めて高く、とりわけハム・もも肉・ロース肉などの主要部位の歩留まりが優れています。脂肪が少なくヘルシーな赤身肉を生産できるため、脂身の少ない豚肉を好む消費者市場向けに非常に適しています。
一方で、ピエトレンはストレスに弱い傾向があり、いわゆる「PSS(ポーク・ストレス・シンドローム)」遺伝子(ハロタン遺伝子)と関連する問題を持つ個体が多いことで知られていました。このストレス感受性は、と畜前後の処理中に肉質劣化(PSEポーク)を引き起こすリスクがあり、育種改良で改善が進められています。
現代の養豚ではピエトレンを父系として利用し、ランドレースや大ヨークシャーなどと交配することで、産肉性を高めた交雑種豚を生産するケースが多く見られます。ヨーロッパ・アジアを中心に養豚改良の重要な育種素材となっています。
使い方・例文
「ピエトレンを父系に持つ交雑種豚は、赤身の多さから低脂肪豚肉として市場で高く評価されています。」という形で、養豚・育種改良の文脈で使われます。
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