バルサとは?
ばるさ
バルサとは、中南米原産の広葉樹で、木材のなかでも際立って軽量な性質から模型や断熱材などに広く使われる素材です。
バルサ(学名:Ochroma pyramidale)は、アオイ科(旧パンヤ科)に属する常緑広葉樹で、エクアドルやコロンビアをはじめとする中南米の熱帯雨林に自生します。成長が非常に早く、植林から数年で利用可能なサイズに達します。
バルサ材の最大の特徴は、その圧倒的な軽さです。乾燥材の比重はおよそ0.1〜0.2程度と、商業流通する木材のなかで最も軽い部類に入ります。これは細胞壁が薄く細胞内の空隙が大きいためで、その構造が断熱性・吸音性にも優れた性質をもたらします。一方で強度は低く、荷重のかかる構造材としては不向きです。
主な用途を挙げると以下のとおりです。
- 航空機・船舶の模型(ラジコン飛行機など)
- サンドイッチ構造材の芯材(風力発電ブレードなど)
- 断熱パネル・包装材
- 工芸・美術の立体造形
近年は大型風力発電タービンのブレード芯材としての需要が急拡大しており、エクアドルでは植林・管理された農園からの安定供給が進んでいます。軽量素材の代名詞として、理科の授業や工作でも広く親しまれています。
使い方・例文
ラジコン飛行機のキットにバルサ材が使われているのは、軽量でありながら適度な強度があり、カッターで容易に加工できるためです。工作教材としても定番の素材です。
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