チークとは?
ちーく
チークとは、東南アジア原産の広葉樹で、優れた耐久性と美しい木目から「木材の王様」とも呼ばれる高級木材です。
チーク(学名:Tectona grandis)は、シソ科(クマツヅラ科とも分類される)チーク属の落葉広葉樹で、ミャンマー・タイ・インド・ラオスなど熱帯アジアを原産地とします。樹高は30〜40メートルに達する大木で、広大な葉と白い小花が特徴です。
チーク材が世界的に珍重される最大の理由は、その天然油脂分の豊富さにあります。材中に含まれるシリカや天然オイルが木材を水・腐朽・虫害から守り、屋外での使用にも高い耐久性を発揮します。木理は通直で、加工後の寸法安定性も高く、乾燥収縮が少ない点も優れています。色合いは黄金色〜茶褐色で、経年とともに美しいシルバーグレーへと変化します。
主な用途は多岐にわたります。
- 高級船舶のデッキ材・内装材
- 屋外家具・テラスデッキ
- フローリング・建築内装材
- 高級家具・工芸品
需要の高さから過去には乱伐が深刻で、ミャンマーなど主産国では伐採規制が強化されています。現在は東南アジアやアフリカ、中南米で植林材(プランテーションチーク)の生産が盛んになっており、持続可能な供給が模索されています。
使い方・例文
ヨットのデッキにチーク材が張られていると、海水や紫外線にさらされながらも長年にわたり美しい状態を保ちます。また高級ホテルのテラス家具にも好んで使われます。
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