広葉樹とは?
こうようじゅ
広葉樹とは、幅の広い葉を持つ樹木の総称で、ブナやクヌギ・カシなど多様な種が含まれ、森林生態系や木材資源として重要です。
広葉樹とは、葉の幅が広く平らな形状を持つ樹木の総称です。針状・鱗状の葉を持つ「針葉樹」(スギ・ヒノキ・マツなど)と対比される分類で、植物学的には被子植物の木本類がほぼ該当します。落葉広葉樹(秋に葉を落とす)と常緑広葉樹(一年を通じて葉をつける)に大別されます。
日本に自生する代表的な広葉樹には次のようなものがあります。
- 落葉広葉樹:ブナ・ミズナラ・クヌギ・コナラ・ケヤキ・サクラ・カエデ
- 常緑広葉樹:シイ・カシ・クスノキ・ツバキ・タブノキ
広葉樹の木材は「広葉樹材(硬木・hardwood)」と呼ばれ、一般に針葉樹材より硬く緻密な組織を持ちます。そのため家具・フローリング・楽器・工芸品など高級木工製品に多く用いられます。オークやウォールナット・チーク・マホガニーなどは世界的に高値で取引される銘木です。
生態学的には、広葉樹林は針葉樹林に比べて生物多様性が高く、多くの動植物の生息環境を提供します。どんぐり(クヌギやナラの実)はイノシシ・シカ・リス・クマなど多くの野生動物の重要な食料源です。また広葉樹の落ち葉は土壌を豊かにし、水源涵養にも貢献します。炭焼きやしいたけ原木としての利用など、人の暮らしとも深い関わりを持ちます。
使い方・例文
「広葉樹のフローリングは針葉樹より傷がつきにくく、独特の木目の美しさから人気のインテリア素材となっている」のように、木材・森林・自然環境の話題で使われます。
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