造材とは?
ぞうざい
造材とは、伐倒した丸太を規格の長さや径に切り分け、利用しやすい木材にする林業の作業工程です。
造材(ぞうざい)とは、山林で伐倒した木を製材所や市場で利用できる状態に整えるため、枝を払い(枝払い)、一定の長さや径に切断(玉切り)して丸太に仕上げる一連の作業をいいます。伐木・集材・運材とともに素材生産の主要工程を構成します。
造材の主な手順は次のとおりです。
- 枝払い:チェーンソーや専用ナイフで幹に付いた枝をすべて切り落とします。
- 末木切り:梢(こずえ)側の細い部分を切り落とし、利用可能な幹の範囲を確定します。
- 玉切り:用途・規格・材の状態に応じた長さで幹を切断し、丸太(玉)に仕上げます。
造材の出来栄えは歩留まり(原木から取れる製品の割合)に直結するため、熟練した技術が求められます。節・曲がり・腐れなどの欠点を避けながら高い価値の部位を優先して切り出す判断は「造材の芸術」とも表現されます。近年はハーベスタ(自走式の多機能林業機械)が普及し、伐倒・枝払い・玉切り・集積を一連の機械作業として行えるようになっています。
造材の品質は木材の市場価格に大きく影響するため、施業計画に基づき需要に見合った規格で作業することが林業経営の効率化にも重要です。
使い方・例文
スギの山林を伐採した後、4メートル材や3メートル材など用途別の長さに玉切りして丸太を揃える作業が造材にあたります。
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