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バリオニクスとは?

ばりおにくす

バリオニクスとは、白亜紀前期にヨーロッパに生息した大型の肉食恐竜で、魚食に特化した長い吻部と巨大な鉤爪が特徴です。

バリオニクスBaryonyx)は、約1億3000万年前の白亜紀前期に現在イギリス(イングランド南部)やスペインポルトガルに生息していた大型の獣脚類恐竜です。名前はギリシャ語で「重い爪」を意味し、発見された巨大な鉤爪が名前の由来です。

スピノサウルス類に属し、最大の特徴はワニに似た細長い吻(ふん)部と口内に並ぶ多数の円錐形の歯です。この形態は魚を捕らえるのに適しており、実際に発見された化石の胃の中から大型魚類(レピドテス)の鱗が見つかっています。また、若いイグアノドンの骨も共に発見されており、魚以外の獲物も捕食していたことがわかっています。

体長は7〜10メートル、体重は1〜2トンと推定されています。前肢の第一指には30センチメートルを超える大きな鉤爪があり、漁獲や防衛に使われたと考えられています。

1983年にアマチュア古生物学者ウィリアム・ウォーカーによってサリー州で発見されました。スピノサウルス類の形態と習性を理解する上で非常に重要な種であり、ヨーロッパの白亜紀前期の生態系を研究する上でも貴重な存在です。

使い方・例文

「バリオニクスは川や湖岸で魚を捕らえていたと考えられており、クマがサケを捕るのに似た生態を持っていた」と説明されることがあります。

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