バニラビーンズとは?
ばにらびーんず
バニラビーンズとは、ラン科バニラ属の植物の果実(さや)を発酵・乾燥させたスパイスで、甘く芳醇な香りを持つ世界有数の高級香料です。
バニラビーンズは、熱帯性のラン科つる植物「バニラ(Vanilla planifolia)」の果実(さや)を収穫後、発酵・乾燥・熟成という工程を経て作られるスパイスです。原産地はメキシコで、かつてアステカの人々がカカオと混ぜて飲み物に用いていた記録が残っています。
バニラの独特の甘い香りは、バニリンを主成分とする200種類以上の芳香成分の複合によるものです。天然のバニラビーンズは、人工的なバニリンエッセンスには再現できない複雑な香りを持ちます。主な産地はマダガスカル(世界生産量の約7〜8割を占める)、タヒチ、インドネシアなどです。
バニラビーンズの利用法と特徴として、以下が挙げられます。
- さやを縦に切り、内側の黒い種(ビーンズ)をそぎ取ってお菓子や料理に使う
- さやごとミルクや砂糖に漬け込み、香りを移す(バニラシュガー・バニラミルク)
- アイスクリーム・カスタードクリーム・焼き菓子のフレーバーとして世界中で使用される
栽培・収穫・加工に非常に手間がかかるため、サフランに次ぐ世界で2番目に高価なスパイスとも言われています。気候変動や産地の生産量変動によって価格が大きく変わることも特徴の一つです。
使い方・例文
「バニラアイスクリームに黒い点が見えるのは、本物のバニラビーンズを使用している証拠」というように、高品質なスイーツを示すしるしとして使われることも多いです。
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