ハンミョウ科とは?
はんみょうか
ハンミョウ科は、鮮やかな金属光沢を持つ俊敏な肉食性の甲虫グループで、「道教え」の別名でも親しまれる昆虫の分類です。
ハンミョウ科(学名:Cicindelidae)は、コウチュウ目に属する甲虫のグループで、現在はオサムシ科に統合して扱う場合もありますが、独立した科として分類されることも多いです。世界に約2,500種以上が知られており、日本にも複数の種が分布しています。
ハンミョウ科の最大の特徴は、その金属光沢のある美しい外見と、並外れた走行能力・飛翔能力です。
- 外見: 体長は種によって異なりますが、エメラルドグリーン・赤銅色・青紫色など、金属的な光沢を持つものが多い。
- 行動: 人が近づくと少し先に飛んで逃げ、また立ち止まるという行動を繰り返す。「道教え(みちおしえ)」という別名の由来。
- 捕食性: 大きな鎌状の顎(大顎)を持ち、小型の昆虫を素早く捕まえて食べる。
- 視力: 昆虫の中でも特に優れた複眼を持ち、高速移動中の獲物を追跡できる。
日本の代表種であるハンミョウ(Cicindela japonica)は、晴れた日に砂地や林縁の道でよく見られます。近年は生息地の減少により個体数が減っている地域も多く、環境省のレッドリストに掲載されている種もあります。
使い方・例文
砂浜や山道を歩いていると、カラフルな甲虫が少し先に飛び去ってはまた止まる、を繰り返すことがあります。これがハンミョウで、その行動から「道教え」と呼ばれます。昆虫図鑑や自然観察の場でその美しい色彩とともに紹介されます。
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