ハリネズミ目とは?
はりねずみもく
ハリネズミ目とは、背面に硬い棘を持つハリネズミ科などを含む哺乳類の分類群で、ユーラシア・アフリカに分布する食虫性の小型動物です。
ハリネズミ目(Erinaceomorpha)は、哺乳綱に属する目(もく)のひとつで、最も代表的なグループとしてハリネズミ科が知られています。かつては食虫目(Insectivora)に含まれていましたが、分子系統学の発展により独立した目として扱われるようになりました。現在の分類体系では、ハリネズミ科のみを含む場合や、広義でジムノウラ科(ムサラジネズミ類)を含める場合など、研究者によって扱いが異なります。
ハリネズミ科の動物は、背中と体側に5000〜7000本もの中空のケラチン質の棘(トゲ)を持つことで知られています。この棘は変化した毛であり、危険を感じると体を丸めて棘を外側に向ける防衛行動をとります。ヨーロッパ・アフリカ・アジアに約17種が分布し、森林・草原・砂漠など幅広い環境に適応しています。
ハリネズミ目の主な特徴は以下のとおりです。
- 小型の哺乳類で体重は通常200〜1000グラム程度
- 昆虫・ミミズ・小型の脊椎動物などを食べる雑食性
- 夜行性で単独行動が基本
- 冬眠する種(ヨーロッパハリネズミなど)と冬眠しない種がある
- 嗅覚が非常に発達している
ペットとして人気のあるアフリカピグミーハリネズミ(ヨツユビハリネズミ)もハリネズミ目ハリネズミ科に分類されます。自咬行動(自分の棘に唾液を塗る「アノインティング」)など独特の習性でも知られています。
使い方・例文
「動物図鑑でハリネズミ目を調べると、ペットとして人気のアフリカピグミーハリネズミが代表例として紹介されていた。」
この用語をシェア
最終更新: