ハウリングとは?
はうりんぐ
ハウリングとは、マイクから拾った音がスピーカーから出力され再びマイクに入力されるループにより、不快な高音や雑音が持続的に発生する現象のことです。
ハウリング(Howling / Acoustic Feedback)は、音響システムにおいてマイクロフォンが拾った音をスピーカーが増幅して出力し、その出力音が再びマイクロフォンに入力されるという正帰還ループが生じることで、特定の周波数の音が急激に増大し、「キーン」「ボー」などの耳障りな持続音が発生する現象です。
ハウリングが発生するには、以下の条件が重なる必要があります。
- マイクとスピーカーが同一空間に近接して配置されている
- アンプのゲイン(増幅量)が過剰に高い
- 室内の音響的な特性(反響・共鳴)が特定周波数を強める
防止策としては、マイクをスピーカーの正面に置かない、グラフィックイコライザーで問題周波数を下げる、マイクの指向性を活かした配置の工夫、デジタルフィードバックサプレッサーの導入などがあります。
ハウリングは音楽ライブ・講演会・放送などあらゆる音響現場で課題となり、PAエンジニアはリハーサル段階で各周波数帯を確認する「リングアウト(feedback ring-out)」と呼ばれる作業でシステムの限界点を把握します。逆に意図的にハウリングを音楽表現として利用するギタリストもおり、ジミ・ヘンドリクスなどがその先駆けとして知られています。
使い方・例文
「スピーカーの近くでマイクを持ったままゲインを上げすぎたため、突然ハウリングが起きて会場に大きなノイズが響いた」のように使われます。
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