フォンとは?
ふぉん
フォンとは、人が実際に感じる音の大きさ、つまりラウドネスの程度を表すために用いられる音の単位のことです。
フォンとは、人間の耳が実際に感じる音の大きさ、すなわちラウドネスの程度を表すために用いられる単位のことです。音の物理的な強さは「デシベル」という単位で表されますが、人間の耳が感じる音の大きさは、同じ強さの音でも周波数によって感じ方が異なります。たとえば、低い音や高い音は、中くらいの高さの音に比べて同じ物理的な強さでも小さく感じられる傾向があります。
フォンは、この人間の聴覚の特性を考慮し、基準となる1000ヘルツの純音の音圧レベルを基準にして、それと同じ大きさに聞こえる音の値をデシベルの数値で表したものです。たとえば「60フォン」という値は、1000ヘルツの音で60デシベルの大きさに聞こえる音を意味します。フォンは主に音響工学や騒音の評価などの分野で用いられ、より人間の感覚に近い形で音の大きさを扱うための重要な指標となっています。現在では、フォンを応用してさらに人間の聴覚特性を細かく反映させた「ラウドネスレベル」などの尺度も研究や規格の中で使われています。
使い方・例文
たとえば、静かな図書館内の音の大きさは、およそ40フォン程度とされることがあります。
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