ウドとは?
うど
ウドは春に若芽を食用とするウコギ科の大型多年草で、山菜として古くから日本人に親しまれてきた在来植物です。
ウド(独活)は、ウコギ科タラノキ属に分類される多年草です。学名はAralia cordataで、北海道から九州まで日本各地の山野に自生するほか、農業的にも栽培されています。成長すると草丈が1〜2メートルを超えることもあり、草本としては大型の部類に入ります。
食用とするのは主に春先に地面から伸び出た若い芽(新芽)と茎の部分で、独特のさわやかな香りと歯ざわりが特徴です。山菜として天ぷら・酢みそ和え・きんぴら・汁物の具などに広く使われます。一方で栽培ウドは軟化栽培(遮光)によって白く柔らかく仕上げたものが多く出回っています。
「ウドの大木」という慣用句は、大きいだけで役に立たないことの喩えとして使われますが、実際には若芽の食用価値は高く、茎は薬用・風味野菜として重宝されます。根茎には精油成分や解熱・発汗作用があるとされ、漢方・民間薬にも利用されてきました。
山ウドと栽培ウドでは風味や食感が異なり、山ウドのほうが香りが強く歯ごたえもあります。旬は3〜5月頃で、春の訪れを知らせる山菜の一つとして季節感を大切にする日本料理でも欠かせない食材です。
使い方・例文
春の山菜シーズンに直売所やスーパーに並ぶウドは、薄切りにして酢みそ和えや天ぷらにするのが定番の食べ方です。また「ウドの大木」という表現は、体は大きいが役に立たない人を指すたとえとして日常会話でも使われます。
この用語をシェア
最終更新: