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ノコギリエイとは?

のこぎりえい

ノコギリエイとは、吻部に鋸の歯のような棘が並ぶ「吻鋸」を持つ大型の軟骨魚類で、エイとサメの特徴を合わせ持つ絶滅危惧種です。

ノコギリエイ(鋸鱏)は、ノコギリエイ目ノコギリエイ科に属する大型の軟骨魚類で、世界の熱帯・亜熱帯の沿岸域から河川にかけて生息します。外見はサメに近い流線形の体型をしており、エイの仲間でありながら体が平たくならず、尾鰭も発達しているのが特徴です。

最大の特徴は吻部に伸びた「吻鋸(ふんきょ)」です。平たく長い突起の両側にのこぎり状の棘(歯状鱗)が並んでおり、これを左右に振って魚の群れをかき乱したり、砂底を掘って甲殻類を探し出したりするのに使います。種によっては体長5〜7メートルに達する個体もおり、吻鋸だけで1〜2メートルになることがあります。

ノコギリエイは現在、乱獲・生息地の破壊・混獲などにより個体数が激減しており、現存する全5種がIUCNレッドリストで絶滅危惧種に分類されています。その独特の形状から、かつては怪物や伝説の生き物のモデルになったとも言われています。淡水域にも侵入できる希少な軟骨魚類でもあります。

使い方・例文

水族館の大型水槽でノコギリエイが展示されると、吻部ののこぎり状の突起の迫力ある外見に多くの来場者が足を止めます。

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