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ナツメグとは?

なつめぐ

ナツメグとは、熱帯性の常緑樹の種子を乾燥させたスパイスで、甘く温かみのある独特の香りが特徴です。

ナツメグ(Nutmeg)は、インドネシアモルッカ諸島(香料諸島)を原産とするニクズク科の常緑高木から得られるスパイスです。果実の中にある種子を乾燥させてすりおろして使います。同じ木から採れる種子を包む赤い仮種皮を乾燥させた「メース」も別のスパイスとして流通しています。

ナツメグの香りはミリスチシンやサフロールなどの揮発性成分によるもので、甘く温かみがあり、わずかに刺激的な独特の風味を持ちます。少量で料理全体に深みを与えるため、使いすぎに注意が必要です。

代表的な用途は以下のとおりです。

  • ホワイトソース(ベシャメルソース)・グラタン・クリームシチューの臭み消しと風味付け
  • ハンバーグやミートローフなどの肉料理
  • ポテトコロッケやマッシュポテト
  • エッグノッグ・プディング・アップルパイなどスイーツ

歴史的にはヨーロッパで非常に高価な香辛料として珍重され、大航海時代にはその産地をめぐって争奪が繰り広げられました。現在はインドネシア・グレナダなどが主要産地で、粉末状と種子のまま両方が販売されています。多量摂取は有害な作用を示すことがあるため、食事での使用は少量にとどめるのが基本です。

使い方・例文

ホワイトソースを作るとき、仕上げにナツメグをひとつまみ加えると、牛乳の臭みが消えて香り豊かなソースになります。ハンバーグのタネにも少量混ぜることで、肉の風味を引き立てます。

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