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モルッカ諸島とは?

もるっかしょとう

モルッカ諸島とは、インドネシア東部に位置する島群で、かつて「香辛料諸島」として世界の交易史に名を刻んだ地域です。

モルッカ諸島(Moluccas)は、インドネシア東部、スラウェシ島とニューギニア島の間に点在する約1,000以上の島々の総称で、現在は「マルク州」および「北マルク州」として行政区画されています。主要な島にハルマヘラ島・セラム島・アンボン島・バンダ諸島・テルナテ島などがあります。

歴史的に「香辛料諸島(スパイス・アイランズ)」として知られ、クローブ・ナツメグ・メースといった高価な香辛料の世界的産地でした。15〜17世紀の大航海時代には、ポルトガル・スペイン・オランダ・イギリスがこれらの香辛料を求めて激しく争い、最終的にオランダ東インド会社が支配権を確立しました。この地域の支配権がヨーロッパ列強の植民地政策の出発点のひとつとなり、世界史に大きな影響を与えました。

自然環境としては熱帯雨林が広がり、固有種の動植物が豊富です。バードオブパラダイス(極楽鳥)の生息地としても著名で、生物多様性の観点からも注目されています。経済面では、現在も香辛料の栽培が続くほか、漁業・観光・天然資源の開発が重要産業となっています。インドネシア独立後には宗教的対立(キリスト教徒とイスラム教徒)を背景とした紛争が起きたこともあり、近年は和解と地域振興が課題です。

基本データ

人口 約189万人
面積 74,505 km²

出典:Wikidata

使い方・例文

大航海時代の歴史の授業や、クローブ・ナツメグの産地を調べる場面でモルッカ諸島という名称が登場します。

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