ナツメとは?
なつめ
ナツメとは、クロウメモドキ科の落葉小高木またはその果実のことで、甘みがあり中国を中心に古くから食用・薬用に広く利用されてきました。
ナツメ(棗)は、クロウメモドキ科ナツメ属の落葉小高木、またはその果実を指します。学名はZiziphus jujubaで、原産地は中国からインド北部にかけての地域とされ、現在では東アジアや中東、地中海沿岸など世界各地で栽培されています。
ナツメの木は高さ5〜10メートル程度に成長し、細かいトゲを持つのが特徴です。果実は長さ2〜4センチメートルほどの楕円形または球形で、熟すにつれて緑から赤褐色へと変化します。果肉は白くしっかりとした食感があり、熟すと甘みが増します。
ナツメは以下のような形で利用されています。
- 生食:完熟した果実はリンゴに似た甘みがあり、そのまま食べられる
- 乾燥:乾燥させることで保存性が高まり、漢方薬や料理の材料に使われる
- 料理:中国料理では八宝飯やスープの具材として活用される
- 薬用:漢方では「大棗(たいそう)」として消化促進・精神安定・免疫強化などの効能が認められている
日本には奈良時代以前に中国から伝わったとされ、庭木や食用として親しまれてきました。現代では健康食品としての関心も高まっており、食物繊維やビタミン類、鉄分などの栄養素を含む果実として注目されています。種実類のカテゴリに分類されており、ドライフルーツとしても広く流通しています。
使い方・例文
中華料理店で提供される薬膳スープや薬膳料理には、乾燥させたナツメが具材として使われることが多く、独特の甘みとほのかな香りが料理に深みを加えます。また、健康食品コーナーではドライナツメとして販売されており、そのまま間食として食べることもできます。
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