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ドリフターとは?

どりーね

ドリフターとは、海洋観測に使われる漂流型の観測ブイで、海流や水温などのデータを自動収集します。

ドリフター(Drifter)とは、海洋科学の分野で使用される漂流型の観測装置(ブイ)です。海面や特定の水深に放流され、自力で推進することなく海流に乗って漂流しながら、水温・気圧・流速などのデータリアルタイムで収集・送信します。

代表的なものに「SVP(Surface Velocity Program)ドリフター」があります。これは海面付近に浮かぶフロートと、水深約15メートルに取り付けられたドローグ(抵抗板)から構成されており、海表面の流れをほぼ正確に追跡できるよう設計されています。衛星通信(アルゴスシステムや衛星電話)を利用して、収集したデータを地上の研究機関へ定期的に送信します。

ドリフターが観測に活用される主な理由は以下の通りです。

  • 調査船に比べてコストが低く、広域に大量展開できる
  • 人が立ち入りにくい極域や荒天時でも継続観測が可能
  • 海流の実際の動きを長期にわたって追跡できる
  • 気候変動研究や漁業・海難救助の情報基盤となる

現在、世界各地に数千個のドリフターが展開されており、国際的な海洋観測プログラム(Global Ocean Observing Systemなど)の主要な観測手段となっています。気象予測や気候モデルの精度向上にも不可欠な役割を果たしています。

使い方・例文

ドリフターは海洋学や気象学の教材で「海流の観測方法」として紹介されるほか、漂流するゴミの追跡モデルや気候変動研究の報告書でも登場します。

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最終更新:

同じ読みのことば

「どりーね」と同じ読みで、意味のちがうことばです。

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