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ドリーネとは?

どりーね

リーネとは、石灰岩地帯(カルスト地形)に見られる、地下の溶食や陥没によって形成された漏斗状または椀状のくぼ地のことです。

リーネ(doline)はカルスト地形特徴づける代表的な地形要素で、石灰岩雨水地下水の弱酸性成分(炭酸)によって溶かされる「溶食」と、それに伴う地下空洞の崩落・陥没によって形成されます。直径は数メートルから数百メートル、深さは数メートルから数十メートルに及ぶものまで多様です。

形成メカニズムは主に2種類あります。

  • 溶食ドリーネ:地表面の石灰岩が雨水で徐々に溶けて皿状・漏斗状にくぼんでいく
  • 陥没ドリーネ:地下に形成された洞窟の天井が崩れ落ちて突然くぼ地ができる(シンクホールとも呼ばれる)

ドリーネの内部は周囲より土壌が厚く堆積することが多く、農地として利用される場合もあります。一方で、陥没型は道路・建物の下で突然発生することがあり、都市部での被害も報告されています。

代表的な分布地域としては、スロベニアのクラス地方(カルストの語源地)、クロアチアのダルマチア海岸、中国の桂林、日本では山口県の秋吉台などがあります。地形学・水文学・地質学において重要な研究対象です。

使い方・例文

秋吉台(山口県)を訪れると、草原のあちこちにすり鉢状のくぼみが点在しているのが見られますが、これがドリーネです。石灰岩が地下水に溶かされて形成された地形です。

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最終更新:

同じ読みのことば

「どりーね」と同じ読みで、意味のちがうことばです。

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