流しとは?
ながし
流しとは、飲食店や街頭を巡り歩きながら演奏や歌を披露する大衆芸能のスタイル、またはその演者のことです。
流し(ながし)とは、居酒屋・バー・スナックなどの飲食店を渡り歩きながら演奏や歌を披露し、客からの投げ銭や依頼料を得る大衆芸能の形態、またはそれを行う芸能者のことを指します。
日本では主にギターや三味線を携えた演者が夜の飲食店街を巡り、客のリクエストに応えて演奏・歌唱するスタイルが代表的です。歌謡曲・演歌・民謡など幅広いレパートリーを持ち、その場の雰囲気や客の要望に合わせて即興的に対応する能力が求められます。
流しの文化は昭和期に全国各地の歓楽街で隆盛を極めました。現在も一部の地域では伝統的な流しが活動を続けていますが、カラオケの普及や夜の飲食文化の変化に伴い、活動の場は以前より縮小しています。一方で、若い世代の演奏家がストリート流しとして現代的な形で復活させる動きもみられます。
また「流し」は能楽や日本舞踊などの稽古における「通し稽古(止まらずに最後まで演じる)」を指す場合もあり、文脈によって意味が異なります。芸術・文化の分野では主に前者の大衆芸能の意味で使われます。
使い方・例文
昭和のムード歌謡が流れる居酒屋に流しのギタリストが訪れ、常連客のリクエストで懐かしの名曲を弾き語りした。
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